♪パラララー パラララーララー パララララーララ ラーラーララー
俺は大阪に住む社会人オタク22歳!!東京へ旅行を行く計画を立て、みどりの窓口に駆けこんだ。俺は切符を手にすると(仕事の疲れで)眠らされ、気が付くと岡山駅にいた!!!!!
大阪から東京へ行くために岡山を経由し出雲市を目指す。
これだけでも十分異常行動だと思うのだが、世の中川崎から高崎を目指すために瀬戸大橋を渡るような人もいるのでどうしても霞んで見えてしまう。
てかもう22歳ってマジ?\ウツになりまーす/
岡山駅の発車ベルスイッチは設置が2014年とかなり新しい。の割にはほとんど扱われているのを見たことがないな。
コ口ナのおかげで運転本数半減とかいうとんでもないことになっている特急やくも号に乗車。
自分の周囲はリタイア世代の”元気な”団体客で固められていて前途に不安を感じる。
しかし、やくも特有の揺れ、遠くの方から聞こえてくる走行音、暖かい車内という環境。
伯備線をしばらく進んだ頃には、修学旅行の帰りのバスとかを思わせるくらい静かな車内になっていました。
私の写真はいつも傾いていることが多いですが、これに関しては誇張でもなんでもなく事実そのままをお伝えできているはずです。
こんなとんでもない坂とカーブが連続する山岳路線を、並走する自動車をバンバン追い抜きながら国鉄型特急で駆け抜けていく。
最高に楽しい体験です。新車導入までに絶対訪れるべきです。
出雲市駅。
コンコースが明らかに遠くに行くんだろうという量の荷物を持った客で混雑しだします。
電光掲示板には「東京」の文字。
ここでアメニティ類を家に忘れたことを思い出し、構内のセブンイレブンに入ります。
すると、ここにも大きな荷物を持ったたくさんの人達が列を作っており、皆一様に弁当を手にしています。
列が前に進み僕の番が回ってきたとき、その人達に倣って「弁当温めてください」と伝えました。
普段駅のコンビニでは絶対に言うことはないですよね。
温かい弁当を手にし、ホームに上がると手元の切符を見ながらホームをうろうろとする人々の姿。
皆が旅の高揚感でソワソワしています。そこら中にあふれる旅情。自分もその一人になりました。
特急寝台サンライズ出雲東京行きの到着です―――
乗り込んでさっそく先ほど買った弁当を食べます。
ただの幕の内が死っっっぬほど美味い。
時々箸を止めて宍道湖畔の夜景を眺めたり、米子駅舎の建て替えが始まっていることにいまさら驚いてみたり。
残念ながら開放型寝台の乗車経験がない自分にとって、この個室の”包まれ感”とか”独り占め感”こそが”寝台列車の旅情”だと思っている節が有ります。
案外、普通に寝台に乗れる時代に生きていたらあんまりハマらなかったのかも。
(↑罠。いますぐ日本海復活させなさい。)
一通り楽しんだ後、翌日の予定も考え早めにシャワーへ。
遅れている伯備線内での回復運転中ということもあり上下左右に吹っ飛ばされながら必死に入浴しました。サンライズのシャワーって無重力空間だったんですね。
同じ窓枠から昨晩とは全く違う景色が見えます。
人が忙しなく渦巻く朝ラッシュを隣に見ながら、ハンドクリームを塗ったり靴下をはいたりとの~んびりと身支度を始めます。
オタクと会うのは11時で池袋か~~それまで何しようかな。まず朝ごはんかな等と考えながら。
最後の最後まで贅沢です。
7:08、東京到着。
ぼんやりとした頭で幕回しを撮り終わり、さあ階段の方へ向かうかと振り返ります。
すると
11時に池袋にいるはずのオタク2名がそこに居るではありませんか!!!!!!!!!!!!!!(なんで?)
続くよ~ん
前回(2018年!)の瀬戸乗車記録もどうぞ~~~~