0日目はこちらからどうぞ!
3つめの記事でもうダルがってますよこいつ
旅の振り返りをするのは楽しいんだけど、ただPCのフォルダをボケーっとみてるのと文章を練りねりするのでは体力の削られ方が違うんだなあと感じられ。
ようやくタイトルの数字が地上に顔出しました。
無事4時に起きれました。以外にも体は軽く、安心。
朝は例によってバーガーキングにて。
関空第一ターミナル→第二ターミナル
まだ朝の5時台だというのにこの人の数。 LCC利用客の朝は早い
簡素なつくりのターミナルですが、明るくてどちらかというと好印象を受けましたね。
同行のチョウカッケー映像製作者氏の到着がかなりギリだったり搭乗手前で荷物の重さオーバーしてますとか言われて軽く冷や汗をかきましたがなんとか搭乗口へ
(搭乗口って響きがもう好き)
いざぼーでぃんぐ
客の民度と値段は比例するものです。まあこれはしょうがない
これが見たくてわざわざ翼横の席を撮ったのですよ
これを撮った後は記憶がありません... 爆睡してたってチョウカッケー映像製作者氏ブログに書かれてたけど確かに記憶ないもんなあ...起きたら四国上空だったしなあ...。
前行った時の写真で許して
まずはタクシーを呼びます へいたくしー
大した距離ではないのですが、やはり二人だとタクシー代/2が出来るのでお財布にやさしい
こういうのも一人旅じゃできないですもんね。
一つ目の目的地 嘉例川駅
ほんとタクシーで10分くらいなんです。関空とか羽田とかのイメージで何となく空港って海上or海の近くってイメージなんですが、鹿児島空港ってガッツリ内陸なんですよね そそるなあ。もっと写真撮っておけばよかった...
感受性揺さぶられそうな写真を何枚か撮る。
停目の遥か先まで続くホーム
右側はこの駅にまだ交換設備があったころ使っていた旧ホーム。もうほぼ自然に還りかけてます。
こういうのは全国各地の元主要幹線駅にありがちですが、この駅はJR九州お得意のD&S列車の経由地になっていて、停車した際は駅もにぎわいます。少し前まではななつ星も経由していたそうで。国鉄だったらそのまま埋もれていってしまっていたであろう駅もこうやってもう一度表舞台に立てているわけです。
更に、駅舎保護のために地元自治体がこの駅舎を所有しています。沿線自治体の鉄道への理解が深ければ深いほどこういう遺産は活きます。北の大地の某地域もそうなればいいのに。
営業開始は明治三十六年(1903年)で、その当時の駅舎をそのまま使ってるんだとか。
激動の時代を潜り抜けてきた駅舎かあと思うと感慨深いものがあります
100年以上前もここで人が乗り降りしていたんだなあ...
隼人までやってきました 途中サラッと普通列車なのに駅を通過したり、そそられる景色があったり。正に魔性の肥薩線。
キャリーバックを置いて電車に乗り換えます どうでもいいけどこういう構図がどうも
好きなようで、後にも何度も出てくると思います
オタクだから昼はラーメンを食べました。
駅舎と観覧車合わせちゃうスタイルが地方都市すぎて大好きだよ
あの観覧車は結構眺めいいのでおすすめです。
新幹線改札のとこの照明配置がマジでかっこいい Clock strikesのMVみたいでしょ?歌っていいですか? ウォーーウォーーーオーーーーーー↑↑↑↑↑ダダダダダ
ホームにやってきました。
今回はただの見物じゃありませんよ
この光差し込む感じの逆光写真よくない? ...え?わからない?じゃあいいです
乗りました。 中国人観光客多め。
オタクなので車内徘徊します 名物プリンは、なんと中央駅発車時点で売り切れ。補充って中央駅でやるんじゃないの?って思ったんだけど、ないもんはしょうがない
右は山 左は海みたいなとこをずっと走ります AFが暴走してくれたおかげで桜島とのショットは撮れませんでした。また乗らないといけない列車が増えてしまったじゃないか。
チョウカッケー映像製作者氏が買ってきたサイダー。
アテンダントさんが超喋るので1時間はあっという間です。
指宿に到着
10分も停車せず出ていきました。
駅の外に出て、3月といえど少し汗ばむ暖かさに南国を感じます。
昔はもっと大きい駅でした と主張してきます。
あぁ枕崎行きてえな
中央駅に戻って、そこからめちゃ^2混んでる! 白缶普通列車に乗って隼人へ。
桜島は偉大である。
16時09分 列車はゆっくりと動き出します。
隼人駅→吉松駅
17時11分
吉松駅に到着。
いや本当にね、自分の中で何か一つが到達点に達したような、人生で初めて「これが探し求めてたものだ」という感情を持った気がしました。
それと同時に改めて思ったのです。「あ、俺やっぱローカル線大好きだわ」と。
次の乗り換え列車まで1時間あるのですが、まるで今まで乗って来た列車に「ほら、着いたぞ あとは好きにしろよ 俺は知らねえからな」と放り出されたような気分。そこに「はい!喜んで!!」と返答しているような状態。
...
写真だけでお楽しみください。
この駅、吉松はもともと鹿児島本線と日豊本線という2つの幹線の分岐駅で、鹿児島から宮崎・大分など東九州各地と熊本・福岡、更にはその先関門海峡を挟んで東京・大阪などをへの交通の要衝として大層にぎわったそうです。
また、そこを通る機関車やその乗務員を束ねる常務区として、吉松機関区が置かれ、広大な敷地内でたくさんの機関車や貨物が付け替えられたりしたのです。
しかし、昭和に入って、鹿児島本線、日豊本線と次々に海側周りのルートに付け替えられ、国鉄解体前に機関区も廃止。この駅は肥薩線と吉都線という2つのローカル線の分岐駅に成り下がってしまったわけです。
かつての繁栄も今や見る影もなく、長い長いホームには2両編成の気動車が1日に数本。機関区跡の土地はただ自然に還るのを待つのみです。そういうの大好きなんですけど(2)。
かつてを偲ぶように駅前にはC55 52号機と腕木式信号機が展示してあります。
また絶対 絶対行きます。100%ね。
18時ごろになってがらんどうだった駅に各方面から列車が集まってきます。
各方面への列車時間はだいたい合わせてあります。「腐ってもタ一ミナルだぞ」って言ってるみたいでかっこいいぞ。吉松駅。
キハ200です。赤だ!!!かっこいい!! 夕暮れの駅にいい具合に溶け込んでてマジでかっこいいです。
吉松駅→八代駅
人吉にて小休憩。
途中列車行き違いのために止まった 白石駅。
真っ暗闇の中にぽつんと浮かぶ小駅。ジブリにでも出てきそうなレベルだぞこれ
肥薩線は一つ一つの駅が川の綺麗な丸い石のように価値があるのがすごいです。
ボーちゃんなら溺れてでも取りに行ってますよ。
一駅一駅巡ってみたいものです...
八代に到着。
普通列車で熊本までやってきました。 本当に濃い一日でした。
この日一日の移動距離は...856kmでした。
疲れた...