平凡な題からの開いたら素敵なポエムでした~パターンを期待した方、すみません。
東京に住んでいた時代、2つの悪名高き混雑ルートにて通勤していました。
田舎者が物珍しさと好奇心だけで後先考えずに上京して痛い目あってた時の話をしたいってだけです。
蕨から都内の学校まで通学していました。
朝の電車には2種類あって、京浜東北線の始発駅、大宮からの列車と、蕨の隣南浦和始発の列車が運転されていました。
大宮からの列車はそれは酷い混み方でした。
我が関西とは違い、あの地域には乗車したら通路の方に詰めてゆくという文化が染み付いているので、蕨でドアが開くとドアの前に空洞が出来ている状況ではありましたが。
一方、希望を持てるかのように思える南浦和始発の列車ですが、武蔵野線からの接続駅であることもあり、大宮からの列車に比べれば多少余裕があるかなと言った程度でした。
最も混むのは川口~赤羽の間でした。
西川口までで均等に缶詰にされた車内に川口から滝の如く人が乗り込んでくるのです。
均等に缶詰≠もうスペースがないというわけで、微妙に空いている人と人の間にごちゃごちゃに人が積み込まれていくのは、治安も秩序もあったもんじゃなく、不快適その物でした。
また、川口を出て直ぐに右カーブとポイントの跡を乗り越す所があり、とにかく揺れる。その先は鉄橋でこれまた揺れる。
右や左や人があちこちに向いているのでカバンの角やらスマホの角やらが四方から襲いかかってくる。最高のストレス源。
やっと赤羽に着いてドアが開くとまたここからが修羅場であって、乗降客数5人くらいの想定だろ?ってレベルの最悪の動線設計のせいで、死ぬほど狭い階段とエスカレーターに4000億人の通勤客をかき分けて辿り着かないといけないわけです。これも最悪。しかもラッシュ時間帯にエスカの更新工事です(^▽^)/とか言って昇りESC1個潰してたりしてたからな。今でも許してません。
昼間なら2分で乗り換えられるところを5分はかけて行きました。
京浜東北線での通勤はもう一生やりたくないです。
一方変わってメトロ東西線。
葛西から日本橋までの利用でした。
葛西に着いた時点で車内中ほどからドア前まで千葉県民でいっぱい。それはまるで工場でロボットに缶詰されたツナのレベル。
葛西で降りる人などいないので車両とドアレールの少しの隙間に張り付くように乗り込みます。
自分の鞄が原因でドアが閉まらん時の恥ずかしさね。これ田舎から出てきた人間あるある。
西葛西で少し降りて×1.5くらいが乗り込んできます。
南砂町・東陽町も同じような感じ。ただ、京浜東北線と様子が違うのは、中へと詰める意識がダンチに違うので、車内にある意味理想的な状態で詰め込まれている。
変に隙間などが出来ておらず、東京メトロ特有のクソ荒い運転でも揺れて上半身だけあらぬ方向にもっていかれるといったこともなかったのが印象的でした。
混雑率は京浜東北線と40%ほど違いましたが、不快指数はこちらの方が低かった記憶です。
門前仲町で5人くらいが降りて、茅場町で20億人くらいが降ります。雨の日でもない限りここで車内は普通の「混雑」レベルになります。
日本橋でも50億人くらいが降りて車内はやっと落ち着きます。多くの人にとって茅場町・日本橋・大手町が着地点なんでしょう。
最後に雪が降った日の東西線と京浜東北線でも貼っておきましょうか。
この記事って何の意味があるんだ。