「めがあくしんりょくいろ」です。
雨予報を覆す青空。
木漏れ日も綺麗です。
今回訪れたのは瑠璃光院というお寺。名前からしてもう綺麗そう。
京都の観光地ってだいたいアクセス悪いイメージですが、ここは叡電の八瀬駅から歩いて10分弱で行けます。拝観料はひとり2000円です。
入っていきなりフォトジェニック。青々しすぎる緑と木漏れ日。写真そのままの景色が目の前に広がっています。
水は透き通っているのに水面は緑に染まっています。
風流のかけらもないふたりで行ったので「掃除大変そうやなあ」って言ってました。
※窓際の女性は知らない人です
畳にも写り込むくらい青い空と眩しい緑。あえて室内の電気は消してあって、外の景色が映えるようになってます。インスタ映えってこういうことか。
今回のハイライト。
広く開けられた硝子戸の傍に磨かれた机が置いてあって、写し鏡みたいに写り込むようになっています。
一応お寺さんのものだし、、、って遠慮して遠目から撮ってたら、
「是非机の上にカメラを置いて撮ってみてください」
なんて言われるからその通りしたら自分が撮ったとは思えないくらい美しい一枚が出来上がってしまいました。RAW現像とかしたら綺麗なんだろうなあ。誰かしてくれ。
あえて机の輪郭も入れたバージョン。これはこれで綺麗な気がする。
廊下の先に見える緑。
ここの縁側ではお茶とお菓子を頂くことが出来ます。が、風流のかけらもなふたりは市内でもっと美味しいもん食おうや、という結論に至ります。
まだまだ美しい景色は続きます。
目の前は結構暗いのに差し込む木漏れ日が不思議。
優しい明かりの行灯。そういやここまで人工的な光って全然見てこなかったな。そしてその奥でゆったり休む人たち。ホンマにゆっくりとした時間が流れてます。
※画像の一部を加工しています
縁側とその向こう側にビックリしてもしきれんくらいの緑。
自宅のリビングの傍に美術館があるみたいなそういう違和感がちょっと面白い。
一見、無秩序に茂ってるだけの緑だけど、実際のところ、美しく見える量とかそういうのを計算されつくされてるんだろうなって思う。
2000円は決して高くない、むしろもっと払いたいくらい、体験型美術館みたいな素晴らしいお寺でした。
何より間違いなく心が洗われました。
帰りの叡電。「写り込ませよう」と意識しなくても窓に緑が写り込んできます。ニクイ演出ですね。
おわり